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2020/10/30 writing by “ S.Kamizaki ”
*記事の執筆において、こちらの書籍またはサイトページを参考文献にしています。
【 Linda Gayland・著 磯淵 猛・監修
「 TEA BOOK – 完璧な一杯を淹れるためのテクニックを紹介-」 】
【 日本紅茶協会・編「 紅茶の大辞典」 】
【 ウォーターサーバーのアクアクララ様「飲料水に最適なpH値は?」】
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【 お茶に適したお水について 】
♢ 水はお茶の母…!♢
中国で古くから伝わることわざに、
「水はお茶の母」というものがあります。
というのも、お茶の多くの主成分が水であり、
茶葉の成分が水に溶け込んで出来ている事から、
美味しいお茶を入れるのであれば、茶葉や茶器だけでなく、
使う水に関しても大事にしないと
美味しいお茶は生まれないということわざです。
日本では、海外とは異なって家庭の水道水でも軟水に近く
蛇口からひねる水でも美味しい紅茶を作ることが出来ます。
でもせっかく良い茶葉を使ってお茶を作るのであれば、
お茶に適した水についても是非知っておくことをオススメします♪
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♢ お茶に適した水とは…《 水質 》 ♢
お茶に適した水かどうか確認する上で、大事なチェックポイントは、
「水質」と「硬度」です。
水質は、pH値という数値で示されていて、0〜14のうち、
0pHに近いほど酸性になり、14 phに近いほどアルカリ性になります。
その中で飲料水としては6.0pH〜7.5pHの中性が最適で、
このpH値を分かりやすい例を出して示すと…
レモン果汁…2pH〜3pH
炭酸水…4pH〜5pH
水道水…5.8pH〜8.6pH
その中で、ちょうど真ん中になる7pHが、何の不純物のない純水で
この純水に近い水が、お茶作りで一番最適の水になります。
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♢ お茶に適した水とは…《 硬度 》 ♢
硬度は、水の中に含まれるマグネシウムやカルシウムなどの
ミネラル分の質量濃度を示す数値です。
この水の硬度が少ないほど、
この茶葉の成分が溶け込むことの出来るスペースが多くなり、
水色から香り、味などに大きな影響が出てきます。
そして水に含まれるミネラル分は紅茶の成分ともあまり良い相性ではなく
結びつく事によって香りや味わいを損なわせる原因になり
これがクリームダウンを促進させて、綺麗な水色もうっすらと白く濁らせます。
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【 茶葉の量と抽出時間について 】
♢ 私はティースプーンよりも計量器で正確に ♢
よく美味しい紅茶の作り方で紹介される際、
ティースプーン何杯分と掲載されることがあります。
でもティースプーンってサイズがさまざまあったり、使う茶葉のサイズが異なったりで
一回で作る茶葉の量がその時々で変わり、同じ時間でも味が変わってきます。
ですので、安定した紅茶を楽しむために、
私は計量器を使って毎回茶葉のグラムを計ることをお勧めします。
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♢ お湯を注いでから始まる、3分間の工程 ♢
よく抽出時間が3分か5分で設定されているブランドが多くあります。
この数字には、ちゃんとした意味があって、
その3分間には、以下のような現象が繰り広げれています。
「 熱湯を注いで最初の1分間…」
乾いた茶葉に潤いを与えて
熱で縮んだ葉っぱの繊維を解して
茶葉に凝縮されていた紅茶の成分の扉を開きます。
「注いでから1分〜2分後…」
解けた茶葉の繊維から香りや旨みが水に溶け込んでいき
その一部が湯気の中にも溶け込んで、香りが空気中に広がります。
同時に色素も水の中に溶け出して
無色な水色から紅茶の色に染めていきます。
「注いで3分後…」
茶葉の中で渋みや苦みとなるタンニンが生まれて
それも水の中へ溶けだしていき、コクや深みの味を作り出します。
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♢ 茶葉や飲み方に合わせた抽出時間を ♢
上記の紅茶の抽出される段階を踏まえた上で
私はストレートで香りや味わいを楽しみたい時は抽出時間を3分にし
ミルクティーやブラックティーで苦味や渋味が欲しい時は抽出時間を5分に設定をして
紅茶をいつも作っています。
そして、ハーブティーやフルーティーに関しては
素材それぞれの特性などで条件も変わったりするので、
私は次の項目にある基準値をもとに、茶葉の量や時間を調節しています。
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♢ 私のテイスティングノートでの基準値 ♢
私のお茶でのテイスティングノートでの基準にしている茶葉の量や時間は、
以下の通りになります!
「フルリーフ・ガーデンシングル茶葉、ストレート向けフレーバー」
水の量:250ml、茶葉の量:5g、抽出時間:ストレート3分、ミルク5分
「フルリーフ・ガーデンブレンド茶葉、ミルク向きフレーバー」
水の量:250ml、茶葉の量:5g、抽出時間:ストレート5分、ミルク8分
「フルリーフ・リーフやフラワーメインのハーブティー」
水の量:250ml、茶葉の量:3g、抽出時間:ストレート7分、ミルク9分
「フルリーフ・スパイスメインのハーブティーやフルーツティー」
水の量:250ml、茶葉の量:10g、抽出時間:ストレート10分
「ティーバッグ・ガーデンシングル茶葉、ストレート向けフレーバー」
水の量:250m、バッグの量:1袋、抽出時間:ストレート3分、ミルク5分
「ティーバッグ・ガーデンブレンド茶葉、ミルク向けフレーバー」
水の量:250m、バッグの量:1袋、抽出時間:ストレート5分、ミルク8分
「ティーバッグ・リーフやフラワーメインのハーブティー」
水の量:250ml、バッグの量:1袋、抽出時間:ストレート7分、ミルク9分
「ティーバッグ・スパイスメインのハーブティーやフルーツティー」
水の量:250ml、バッグの量:1袋、抽出時間:ストレート10分
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【 最後に… 】
最後まで読んで頂きありがとうございました。
他にも様々なブランドのお茶やお菓子を紹介していますので、
良かったらご覧になってくださいね。
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「私からお勧めしたい」のお菓子や紅茶 ”など
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わたしのお勧めの紅茶と海外から輸入されたお菓子たちを紹介♪
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